ただの妄想 藤井流星ver.
流星くんと複雑な恋愛をしたい人生だった。
それこそ浮気されて捨てられたかった。
浮気性でいてほしい。
デートに行っても自分だけを見てくれることはなくて必ずよそ見する。
だから海なんかに行っても2人で遊ぶことは出来なくて、
サングラスしててもかっこよさが目立っちゃう流星くんだからすぐ沢山のお姉さま方に囲まれちゃうんだ~。
でもそれはいつものことだから慣れちゃった彼女だけどね。
家に帰ってそういうのやめて、って言っても
ごめんなぁ、俺にはお前だけやで、
って嘘か本当か分からないけどそう言っちゃうから反抗なんてできなくて、うん、て答えるだけしかできない。
それでも流星くんの浮気性は止められなくて、毎晩甘い香水の匂いと一緒に帰ってくる。
それに気づいてる彼女だけどしつこく言ったら嫌われちゃうんじゃないかって思って言えない。
でももちろんちゅーとかはちゃんとしてくれるんだよ。ただ気持ちがこもってないだけで。
流星くんとちゅーするときはきっとタバコの味がするかな。
別れ話はどうしても切り出せないんだけど、もう別れたいな、とかボソッと言うと必ず
聞こえへんかった、もっかい言うて?
て、少しかがんで顔近づけてくるからなんも言えない。流星くんの顔に圧倒されて言えなくなる。
それを流星くんは経験上きっとわかってるんだよね~
自分を離してくれないからって勘違いしやすいけど流星くんはただ暇つぶしがほしいだけだと思う
暇つぶしの女が好きなんだよきっと。
やっと別れたと思ったら急に冷たくされるんだ~
今まで俺があげたやつ、ぜんぶ捨てろよ
とか言って。色々思い出されてやり直そうとか面倒臭いから。って言われそう~さすがだな~
っていうどうでもいいはなし。